Googleは9月30日(米国時間)、Pixel 4aの5Gモデル「Google Pixel 4a (5G) 」をオンラインイベント「Launch Night in」で発表した。10月15日から日本で先行発売し、海外8カ国では11月に販売を開始する。価格は499ドルから。
Pixel 4a 5Gは、8月20日に国内発売した「Pixel 4a」の機能に加え、5G通信に対応したミッドレンジスマートフォン。画面サイズは4aの5.8インチより若干大きくなった6.24インチ(1,080×2,340ドット)で、有機ELを採用する。前面左上にはパンチホール型のインカメラも内蔵。
プロセッサ(SoC)は、QualcommのSnapdragon 765Gを採用で、同730G搭載の4aから強化された。メモリは6GB、ストレージは128GBで4aと同じ。Titan Mセキュリティモジュールも搭載する。
背面カメラはPixel 4aのシングルから、Pixel 4a (5G)ではデュアルに進化。12.2MPのメインに加え、16MPの超広角レンズ(Googleは「ウルトラワイドレンズ」と呼称)が加わった。背面カメラは、同時発表された「Pixel 5」と同等のものを載せているという。
夜景モードやデュアル露出補正といった多くの撮影機能を引き継ぎ、加えて暗い場所でも人物の背景をぼかして撮影できる夜景対応のポートレートや、逆光を明るく補正するポートレートライトなどを新たに用意している。
バッテリー容量は、4aから大幅にアップした3,885mAh。許可したアプリのみを起動し、それ以外を停止させることで最長48時間バッテリーをもたせる「スーパーバッテリーセーバー」も新搭載した。このほかの新機能では、保留中の電話をGoogleアシスタントが待ち、誰かが出ると通知する「Hold for Me」機能が米国向けに提供される。
5G通信はSub 6のみに対応する。本体サイズはW74×D8.2×H153.9mm、重さは168g。カラーはJust Blackのみ。OSはAndroid 11。3年間のOS・セキュリティアップデートが保証される。