IPAは9月18日、10月18日に実施を予定している令和2年度10月情報処理技術者試験および情報処理安全確保支援士試験について、新型コロナウイルス感染症の影響により試験会場を十分に確保できないことから、情報セキュリティマネジメント試験（SG）と基本情報技術者試験（FE）の実施を延期することになったと発表した。
SG、FEに受験申込みをした人については、受験手数料を返還する。受験手数料の返還の詳細は、決まり次第、ホームページで案内する。
SGおよびFEは、令和2年度中（令和2年12月～令和3年3月の複数日を予定）に、現在の出題形式、出題数のまま、CBT（Computer Based Testing）方式で実施される。CBT方式の受験にあたっては、令和2年度10月試験のSG、FEに受験申込みをしていた人も、改めて受験申込みが必要となる。SGおよびFEは、令和3年度以降も、CBT方式での実施を継続するという。
以下の試験については、10月18日に実施される。
- ITパスポート試験（IP）（特別措置試験）
- 応用情報技術者試験（AP）
- プロジェクトマネージャ試験（PM）
- データベーススペシャリスト試験（DB）
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験（ES）
- システム監査技術者試験（AU）
- 情報処理安全確保支援士試験（SC）
また、例年10月に実施を予定している高度試験区分（ITストラテジスト試験（ST）、システムアーキテクト試験（SA）、ネットワークスペシャリスト試験（NW）、ITサービスマネージャ試験（SM））は、11月以降での実施の可否を検討していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により試験会場を十分に確保できないことから、令和2年度における試験実施を見送ることになった。
