米Microsoftは9月18日 (現地時間)、Windows 10の2020年後半の大型アップデート「Windows 10 October 2020 Update (20H2)」のビルド19042.508 (KB4571756)をWindows InsidersのRelease Previewチャネルにリリースした。通常のサービスの一部として体験全般を引き続き改善していくが、同ビルドを開発の最終ビルドとする計画だ。
同社はこれまで2020年後半のWindows 10の大型アップデートをWindows 10 20H2と呼んでいたが、18日の公式ブログ投稿において「Windows 10 October 2020 Update」としており、10月リリースで開発の最終段階に入った模様だ。
Windows InsiderプログラムのRelease Previewチャネルでビルド19042.508を体験するには、設定の[更新とセキュリティ] - [Windows Update]でWindows 10バージョン20H2のダウンロードとインストールを選択しなければならない。Betaチャネルでは、18日からOctober 2020 Updateの自動アップデートが始まり、これまでOctober 2020 Updateのインストールを選んでいなかったInsidersにもWindows Updateを通じて自動配信される。
October 2020 Updateは安定性と品質の向上を優先したアップデートになり、スタートメニューのデザイン変更、通知体験の改善、「Alt」+「Tab」キーを用いたEdgeタブの切り換えといった新機能を含む。