アップルが、Apple Watchを利用したオンライントレーニングサービス「Apple Fitness+」を発表しました。著名なトレーナーや専門家が監修したトレーニング映像をiPhoneやiPad、Apple TVで見ながら同じように体を動かすプログラムで、自宅のリビングやジムなど好みの場所でいつでも実行できるのが特徴。Apple Watchで体の動きや消費カロリー、心拍数を常に計測し、それらのデータを画面に表示しながら進められます。

  • Apple Watchを利用したオンライントレーニングサービス「Apple Fitness+」が登場。残念ながら、当初は日本はサービス対象外となる

料金は、月額で9.99ドル(約1,050円)、年額だと79.99ドル(約8,400円)。海外では2020年末からサービスを開始しますが、日本でのサービス開始は残念ながら未定となっています。

フィットネスの初心者からエキスパートまで、幅広い層に対応したトレーニングコンテンツを用意したサービス。ダンスやヨガなど、多くのトレーニングは特別な機器を必要とせず、自宅のリビングなどで気軽に試せます。エアロバイクやダンベルなどの機材があるジムならば、それらを利用したトレーニングを選んで実行できます。

  • さまざまなジャンルのトレーニングプログラムが用意される

  • トレーニング映像はiPhoneやiPad、Apple TVで見られ、場所に応じて使い分けられる

  • Apple Musicと連携し、トレーニング中に楽しめるプレイリストを用意

有料サービスをまとめた「Apple One」も発表

Apple Fitness+の発表と合わせ、アップルのサブスクリプションサービスをまとめて割安に利用できる「Apple One」も発表しました。プランは2つで、Apple Music、Apple TV +、Apple Arcade、50GBのiCloudストレージをまとめて購読できる個人プランが月額1,100円(それぞれ単品で購読するよりも月に1,210円おトク)、iCloudストレージが200GBに増強して最大6人まで利用できるファミリープランが月額1,850円(それぞれ単品で購読するよりも月に1,230円おトク)となります。

  • Apple MusicやApple Arcade、Apple TVなどをまとめて割安に提供する「Apple One」が登場