沈胴式で小型化を図ったキットレンズ、単品販売も

α7Cのキットレンズに付属する「FE28-60mm F4-5.6」(SEL2860)は、使わない時は全長を短くできる沈胴機構の採用で大幅な小型化を図った新しい標準ズームレンズ。重さは約167g、沈胴時の長さは45mmとコンパクトな設計ながら、リニアモーターの採用で高速かつ静かなオートフォーカスに対応し、動画撮影にも向く設計としました。このサイズながら防塵防滴に配慮した設計となっているのもポイントです。α7Cのキットレンズとして用意するほか、単品でも販売するので(希望小売価格は税別60,000円)、α7シリーズのユーザーも利用できます。

  • α7 IIIのキットモデルに付属する標準ズームレンズ(左)と、α7Cのキットモデルに付属する標準ズームレンズ(左)。ズーム倍率や明るさの違いはあるが、長さの違いに驚かされる

  • 標準ズームレンズを格納したところ(左)と撮影状態にしたところ(右)。格納するとコンパクトに持ち運べる

  • 格納した状態だと奥行きがかなり抑えられるので、持ち歩きが格段にラクチンになる

α7Cは、ベストセラーのα7 IIIから大幅な小型軽量化を図りながら、いたずらに機能を削らずにα7 IIIと同等の高性能を保った点が評価できます。小さいけれどエントリーモデルではなく、デザインや装備で選べるα7 IIIの派生モデルといえます。ペンタ部の盛り上がりがないスリムなデザインが好き、Vlogなどで背面液晶を用いた撮影が中心になる、という人には響く製品となりそうです。

  • デザイン面での魅力が高いα7C。性能に妥協しない小型軽量のフルサイズミラーレスとして、新たなユーザーを獲得しそうだ

撮像素子 フルサイズ裏面照射型CMOSセンサー(有効2420万画素)
記録メディア SDメモリーカード(1スロット)
AF測距点数 693点(位相差検出)
ISO感度 ISO100~51200(拡張時はISO50~204800)
EVF 0.39型有機EL(236万ドット)
背面液晶 3型バリアングル式液晶(92.1万ドット)
シャッター 最高1/4000秒(メカシャッター時)
手ブレ補正機構 5軸補正(最大5段分相当)
バッテリー撮影枚数(写真) 680枚(EVF使用時)、740枚(背面液晶使用時)
バッテリー撮影時間(動画) 140分(EVF使用時)、140分(背面液晶使用時)
本体サイズ W124.0×H71.1×D59.7mm
重さ 509g(メモリーカード、バッテリー含む)