Microsoftは米国時間2020年9月3日、Microsoft Listsの一般公開を公式ブログで発表した。Build 2020で発表したMicrosoft 365アプリケーションであるMicrosoft Listsは、Microsoft Teamsなどから実行し、チーム内の案件管理や共同作業のタスク管理などを可能にするソリューションである。

  • Microsoft Listsはモバイルにも対応(公式ブログより抜粋)

    Microsoft Listsはモバイルにも対応(公式ブログより抜粋)

「案件管理」「従業員のオンボーディング(新人支援プログラム)」「イベントの日程」「アセットマネージャー(資産管理)」「採用トラッカー」「出張申請」「作業の進行状況トラッカー」「コンテンツスケジューラ」と8種類の標準テンプレートや、「インシデント」「患者」「ローン」と3種類の業界固有のテンプレート、Microsoft Excelのデータ、SharePointリストなどからリストを作成し、チャネルのタブとして動作する。

  • Microsoft ListsはMicrosoft Teamsのタブとして追加

    Microsoft ListsはMicrosoft Teamsのタブとして追加

Microsoftは「患者」を医療機関向け、「インシデント」を政府機関向け、「ローン」を金融ブローカーや銀行のローン担当者向けであると説明した。詳細は公式ドキュメントの参照をお薦めする。

  • 計11種類のテンプレートが確認できる

    計11種類のテンプレートが確認できる

  • 「案件管理」のアイテム作成画面

    「案件管理」のアイテム作成画面

阿久津良和(Cactus)