Dropbox Japanは8月27日、「Dropbox Embedder」の提供を開始した。Dropbox Embedderは、Dropboxのコンテンツを別の場所に組み込めるプリビルトコンポーネントとなる。

同社では、3月にFile and Folder Embedderを先行公開しており、今回正式にリリースする。今後、同コンポーネントは開発に携わるすべての皆様にご利用いただけます。同様に、プリビルトコンポーネントであるChooserやSaverにEmbedderが加わったことで、デベロッパーツールが揃い、短いコードスニペット(コードのかたまり)を作成するだけでDropbox API機能を利用できるようになる。

同コンポーネントの先行公開中には、多くのフィードバックがあり、重要と判断した作業から優先して開発を進めた。その間に、さまざまなバグフィックスを公開し、より多くの情報を提供できるようエラー状況を改善した。特に、Embedderを制御する機能のリクエストがあったため、組み込みファイルのズームモードの設定、組み込みフォルダのデフォルトビューを設定する、ヘッダーのサイズを変更することを可能としている。

同コンポーネントにより、誰でも自分のアプリケーションにDropboxコンテンツを組み込んで機能を拡張できるようになり、すでに多様な種類のマルチページドキュメントや画像に対応しているが、今後さらに多くのファイル形式に対応を予定している。