Data Center Knowledgeは8月18日(米国時間)、「Zoom Opens New Data Center in Singapore, Plans to Add More Jobs|Data Center Knowledge」において、Zoom Video Communicationsがシンガポールにデータセンターを新設したと伝えた。

新型コロナウイルスによってビデオ会議システムの需要が増加した影響で、急速にシェアを伸ばしているZoomだが、新たなデータセンターを起点にして東南アジアにおける事業拡大とサービスの品質強化を進めていくことを狙っている。

Zoomのシンガポールのデータセンターは、東南アジアでは初、世界では18カ所目となる。運用を開始してすでに1カ月が経過したという。設置はシンガポール経済開発庁(EDB: Economic Development Board)や情報通信開発庁(Infocomm Media Development Authority)から支援を受けて行われた。東南アジア地域内での事業拡大に向けて、シンガポールでエンジニアやセールススタッフなどの雇用を拡大する予定とのことだ。

他国同様、シンガポールにおいてもZoomの需要は拡大しており、無料サービスの登録者数は4月時点で1月と比べて65倍に増加しており、400を超える学校がZoomを使用しているという。シンガポールでのデータセンターの開設に加えて、クラウドベースの電話サービス「Zoom Phone」の提供を開始することも発表している。これによって世界の40以上の国と地域で共通の電話サービスを利用できるようになる。