京浜急行電鉄は8月5日、テロ防止対策として羽田空港第1・第2ターミナル駅において、放置された物をAIで検知するシステムを導入すると発表した。
同システムは、AIと連動する防犯カメラがさまざまな角度から撮影した映像をもとに、AIが形状や放置された時間などを読み取り、放置物か否かを判断する。
検知した場合は、自動的に駅事務室で警報を発報し、必要に応じて駅係員や警備員が駆け付け対処し、危険物と判明すれば警察に通報する。
同社は「ソフトターゲット(※1)」を狙うテロ防止対策を引き続き実施し、安全安心に利用できる鉄道を目指して、今後もさまざまな対策を講じるとのことだ。
(※1):軍事またはテロ攻撃に対して比較的守られていないか脆弱とみられる人・物・施設