NTTテクノクロス、東レ、ゴールドウインは7月30日、3社連携の「暑さ対策プロジェクト」として、心拍数と衣服内の温湿度を計測できるセンサーと専用ウェアを組み合わせ、暑熱環境下における体調不良の予兆を検知する「暑さ対策用サービス」を、8月から提供開始することを発表した。

  • 暑さ対策用サービス利用イメージ

    暑さ対策用サービス利用イメージ

「暑さ対策用サービス」は、NTTテクノクロスが開発した小型センサーと暑さによる体調不良を検知する専用アプリケーション、東レ・ゴールドウインが開発した専用ウェアとセットで利用するサービス。

NTTテクノクロスが開発した新型センサーは、従来から計測可能であった心拍数と加速度に加え、温湿度を計測することが可能。1個あたり約12gと軽量化に成功しつつ、約50時間の連続使用が可能だという。

また、東レとゴールドウインは、運動や作業を含む激しい活動の中でも高精度でデータを取得できる機能性素材「hitoe」を搭載した専用ウェアを開発し、3社連携により「着る暑さ対策」を新たに実現したという。

暑熱環境下で運動や作業を含む活動に取り組む企業や団体、グループへの提供を想定しており、利用者数や利用シーンに応じてセンサーやウェアの数を自由に組み合わせて利用できるという。

TX02、hitoe暑さ対策アプリ、専用ウェアはセットでNTTテクノクロスが提供する。価格は組み合わせにより異なり、TX02が12,000円、hitoe暑さ対策アプリが25,000円(アプリケーション)+3,000円(1ライセンス)=28,000円、専用ウェアが10,000円(各1点のセット販売予定価格は合計で税別5万円)となっている。