アーキサイトは7月16日、「ARCHISS」ブランドのテンキーレスキーボード「Quattro TKL」を発表した。ホームポジションから指を離さずにマウスカーソルを動かすポインティングスティックを搭載したメカニカルキーボード。キーの軸も4種類から選べる。価格はオープンで、予想実売価格は税込み16,000円前後。7月16日より発売する。

  • ポインティングスティックを搭載したメカニカルキーボード「Quattro TKL」が登場。いいとこ取りの製品といえる

静電容量式のポインティングスティックを搭載するテンキーレスキーボード。ポインティングスティックは、指で操作した際の微小な荷重変化を2次元センサで検出し、マウスカーソルの移動方向と移動量へ変換することでマウスと同等の操作性を得るシステム。スティックキャップは交換可能で、凹型と凸型の2種類を用意。スペアキャップも付属する。材質はエラストマー樹脂。

  • ホームポジションから指を離さずにマウスカーソルを操作できる

  • スティックキャップは凹型と凸型の2種類を用意する

マウスの各ボタン類は、スペースキー両側のキーや、Fn+左Shiftキーなどに割り当てられている。垂直スクロールは、Fnキーを押しながらポインティングスティックの上下で操作可能。

ラインナップは、日本語JIS配列(91キーかな印字あり)と英語US ANSI配列(89キー)の2モデルで、それぞれCHERRY MX茶軸 / 青軸 / 赤軸 / 静音赤軸スイッチの4モデルを用意する。

  • キー配列は日本語配列と英語配列を用意

  • キーはCHERRY MX茶軸 / 青軸 / 赤軸 / 静音赤軸スイッチの4種類を用意する

キーピッチは19mm、キーストロークは茶軸/青軸/赤軸が約4mm、静音赤軸が約3.7mm。キーへの印字は昇華印刷で行われ、長期間使用しても文字のかすれが起きにくい。きょう体は鉄板シャーシにより剛性が高く、ラバーストッパー付きのチルトスタンドにより設置も安定する。

インタフェースはUSB。ケーブル長は1.8m(脱着式)。本体サイズはW360×D140×H26~36mm(スタンド未使用時)、重さは975g。対応OSはWindows 10。