東芝映像ソリューションは6月16日、4K液晶テレビ「REGZA Z740X」シリーズと「REGZA M540X」シリーズを、「クラウドAI高画質テクノロジー」に対応させるソフトウェアアップデートを開始した。
クラウドAI高画質テクノロジーは、同社がクラウド上に構築した映像情報を活用して地デジ番組などの高画質化する機能で、2月の製品発表時に「2020年6月から利用可能になる」と予告しており、正式に提供開始されたかたちだ。
番組の詳細ジャンルやコンテンツごとの画質特性をクラウドから取得し、視聴中のコンテンツに適切なパラメーターを用いて高画質処理を行い、高精細でリアルな高画質を実現する。詳細は2020年2月の液晶REGZA発表会の記事を参照のこと。
最新ソフトウェアでは、クラウドAI高画質テクノロジーの対応のほか、動作の安定化も図られている。放送波またはインターネット経由でダウンロードでき、インターネットでは既に提供中。放送波ダウンロードの場合は、BSデジタル放送で6月19日~21日の0時20分~1時5分と、12時20分~13時5分の間に行われる。