楽天ペイメントと東日本旅客鉄道(JR東日本)は5月25日、スマホアプリ決済サービス「楽天ペイ」にて、JR東日本が提供する交通系ICカード「Suica」の発行やチャージ、支払いなどが行えるサービスを開始した。「楽天ペイ」アプリを最新版にアップデートすることで利用できる。

  • アプリのホーム画面(左)とサービス開始画面(右)

今回のサービス開始により、「楽天ペイ」アプリ内で「Suica」の発行やチャージが行えるほか、全国の鉄道やバスなど、交通系電子マネーとして「Suica」が使える交通機関や店舗での支払いがアプリから可能となった。また、楽天グループのクレジットカード「楽天カード」を支払い元に設定すると、200円のチャージにつき1ポイントの楽天ポイントが貯められるようになる。

対応端末はおサイフケータイ機能付きのAndroid端末。iOS端末利用者は「楽天ペイ」アプリ内のリンクからアクセスできるキャンペーンページでエントリーすることで、モバイルSuicaアプリやApple Payを使って、楽天カードからSuicaへチャージする際にポイントを貯められる。

楽天ペイメントとJR東日本はキャッシュレス化を推進するため、2019年6月に提携を発表していた。今後は「楽天ペイ」アプリ内で「楽天ポイント」から「Suica」へのチャージも対応する予定だという。

  • 楽天ペイのSuicaホーム画面(左)とチャージ完了画面(右)