NUC 9にも搭載できるコンパクトサイズ

ASUSの「DUAL-GTX1660S-O6G-MINI」は、2スロット厚・全長19.7mmというコンパクトなGeForce GTX 1660 Superグラフィックスカード。Intelの超小型ベアボーン「NUC 9 Extreme」「NUC 9 Pro」向けに設計されており、省スペースPCでの利用に適していると言えるだろう。価格は35,000円前後。

  • ASUSの「DUAL-GTX1660S-O6G-MINI」。デュアルファンクーラーを搭載する

    ASUSの「DUAL-GTX1660S-O6G-MINI」。デュアルファンクーラーを搭載する

  • グラフィックス出力は、DisplayPort、HDMI、DVIと3種類あって使いやすい

また「DUAL-RX5500XT-O4G-EVO」は、2.5スロット厚のデュアルファンクーラーを搭載するRadeon RX 5500 XTグラフィックスカード。昨年末に発売された既存モデル「DUAL-RX5500XT-O8G-EVO」のメモリ削減版(8GB→4GB)になっており、価格が下げられている。こちらの価格は26,000円前後だ。

  • 「DUAL-RX5500XT-O4G-EVO」も、「Axial-tech」ファンをデュアル搭載する

より使いやすくなった全銅製クーラー

Thermalrightの「AXP-100 C65」は、全銅製のトップフロー型CPUクーラー。ロープロの全銅製クーラーとしてはすでに「AXP-100 Full Copper」があるが、C65はヒートシンクの位置を6mm高くしており(全高68mm)、メモリとの干渉を起きにくくした。TDPは従来同様に180Wと強力で、12cm/14cmファンへの換装も可能だ。価格は11,000円前後。

  • Thermalrightの「AXP-100 C65」。標準では10cmファンが付属する

  • 外観はほぼ従来通りだが、ヒートシンク下のクリアランスを拡張した

徹甲弾ファンに久しぶりの新モデル

SilverStoneの12cmファン「Air Penetrator 120i Pro」は、直進性が高い「AP」シリーズの新モデル。従来モデル「AP122」の回転数は固定だったが、このモデルはPWM制御に対応し、最大回転数が2,000rpmに高速化された。3種類の形状のブレードを組み合わせ、高い静音性と静圧も実現している。オリオスペックでの価格は1,848円。

  • SilverStoneの「Air Penetrator 120i Pro」。APシリーズは久しぶりの登場

  • ブレード形状は3種類が混在。高調波ノイズを減らしつつ、静圧を高められる