サイバートラスト、リモートワーク向けセキュリティ診断

サイバートラストは4月22日、アスピレイションが2020年4月に提供開始した、リモートワークを推進する企業向けの「リモートワーク環境緊急セキュリティ診断サービス」を提供開始した。

同サービスは、企業のリモートワーク体制における情報セキュリティ体制の安全性を調査し、万が一脆弱なポイントを発見した場合は対策を提案するもので、サービスの全工程をリモートで完結し提供可能という。

リモートワーク環境に焦点を絞った診断の提供により、早急なセキュリティ対策が求められる企業の課題解決を支援するとしている。

同サービスは、全4ステップで診断サービスを提供する。

第1ステップの「基本情報確認」では、企業のネットワーク、Webサイト、サーバなど、企業のIT資産のIPアドレスについて情報確認する。

第2ステップの「一次調査」では、ネットワークへの接続テストやサーバ調査、デバイスへのアクセステスト・マルウェアチェックなど、IT資産環境に合わせた各種調査を実施する。

第3ステップの「インタビュー&追加調査」では、一次調査の結果を踏まえてより詳細な情報把握のため、マネジメント責任者とIT責任者を対象にインタビューと追加調査を実施する。

第4ステップの「レポート」では、調査・インタビューを通して導き出した脆弱性についてのレポートと改善に向けた推奨対策の提案を行う。

レポートにおいては、各種テストと調査によって分析した脆弱性について、リモートワーク環境における脆弱性ポイントやその脆弱性に対する攻撃の可能性分析など、リスクレベルに分けて報告する。また、組織のニーズとリスクのレベルを考慮し、改善に向けた推奨策を提案する。

日本国内でも全国的な緊急事態宣言の発令を受けて、リモートワークにおけるセキュリティ対策は緊急性が高いことから、同サービスは契約から診断内容の報告までの全工程を最短7営業日よりスピーディーに提供するという。