MUJINは、SHANLING製のポータブルオーディオプレーヤー「Q1」を4月17日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格(税込)は16,280円前後を見込む。カラーはクリーミーホワイト、ターコイズブルー、フォレストグリーン、ファイアレッドの4色。

  • SHANLING Q1

    SHANLING Q1(ファイアレッド)

中国・深センのオーディオメーカー、SHANLING(シャンリン)の新製品で、「ポタフェス2019 冬」などのポータブル製品イベントで出展されており、当初「2020年春頃に1万円台で販売予定」と予告していた。今回、国内での発売日や仕様が正式に決まったかたちだ。

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    ポタフェス2019 冬のMUSINブースで展示されていたSHANLING Q1

本体サイズは75×62×16.5mm(縦×横×厚さ)、重さは133.2gと小型軽量で、手のひらに乗るくらいの大きさ。亜鉛合金と7H強化ガラスパネルの一体構造による頑丈な設計で、外装には「1940~1950年代のデザインに強いインスピレーションを受けた」という、柔らかい印象を与える丸みを帯びたボディや、暖かみのあるパステルカラーを採用している。

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    カラーはターコイズブルー、フォレストグリーン、クリーミーホワイト、ファイアレッドの4色

ESS製DACチップ「ES9218P」を搭載し、最大384kHz/32bitのPCMや5.6MHzまでのDSDといったハイレゾ音源の再生が可能。内蔵メモリは持たず、最大2TBまでのmicroSDカードが利用できる。本体下部にはUSB Type-C端子、3.5mmヘッドホン出力を備える。PCとUSB-Cをつなぎ、Q1をUSB DACとして使うことも可能だ。

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  • SHANLING Q1

    本体下部にmicroSDカードスロットや、USB Type-C端子、3.5mmヘッドホン出力を備える

独自の「MTouch OS」を採用し、2.7型/360×400ドットのタッチ対応ディスプレイから豊富な機能に素早く直感的にアクセスして、楽曲再生や選曲などの各種操作が行える。側面の物理ボタンと、クラシックスタイルのボリュームダイヤルも備え、ポケットの中に入れたままでも簡単にコントロールできるようにした。

Bluetooth 4.2に準拠し、ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンと組み合わせて音楽を再生したり、スマホなどで再生している音楽を受信してQ1の有線ヘッドフォンで聴くレシーバーとして使うこともできる。対応コーデックはLDAC、AAC、SBCで、送信時はaptXもサポートする。

内蔵バッテリーは容量1,100mAhで、最大21時間連続再生できる。最長25日間の「ディープスタンバイモード」も備える。充電時間は2時間。本体と同じ色のシリコン製保護ケースが付属する。

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