LINEリサーチは2月26日、新型肺炎(新型コロナウイルス)に関する調査(第2回)を実施し、その結果を公表した。この調査は、日本全国の15歳〜69歳の男女5,183人に対して、LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査で2月5日と2月19日に実施したもの。

それによると、職場での対応や推奨されていること(2/19に調査)については、アルコール消毒用品の常備が26%でトップ。以下、マスクの着用義務・推奨が23%、感染予防の注意周知が22%、マスクの配布が16%、イベントや集会の中止が14%と続く。

「時差通勤の推奨」や「在宅勤務の許可/推奨」はいづれも5%という結果になっているが、同社では、2月25日発表された政府の基本方針から、テレワークや時差出勤の推進等が含まれているため、今後取り入れが進む職場も増えてくる可能性が考えられるとしている。

  • 職場での対応や推奨されていること(出典:LINEリサーチ)

どういった情報が知りたいか(2/19に調査)については、「流行が落ち着きそうな時期」が上昇し、49%でトップ。逆に2位の「症状が出た場合の対応」(46%)は9ポイント、3位の「予防の仕方」(43%)は8ポイント下がり、中でも8位の「感染者の情報」(23%)は17ポイントと大きく下がっているという。

  • 新型肺炎についてどういった情報がほしいか(出典:LINEリサーチ)