NECは2月17日、学習者用端末、通信ネットワーク、デジタル教材の提供を通じて、国が掲げるGIGA(Global Innovation Gateway for All)スクール構想の実現を推進すると発表した。

GIGAスクール構想とは、自動生徒1人に対し端末1台、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現させるというもの。

NECは、文部科学省が発表した「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策」に基づく製品・サービスを一体的に提供していく。

学習者用端末としては、LTEモデルも用意した「NEC Chromebook Y2」およびWindows10搭載の「VersaPro Eシリーズ」を提供する。

  • 「NEC Chromebook Y2」

  • 「VersaPro Eシリーズ タイプVR」

ネットワーク製品群としては、拠点ルータ「UNIVERGE IX シリーズ」、基幹/フロアスイッチ「UNIVERGE QX-S シリーズ」、無線LANアクセスポイント「UNIVERGE QX-W シリーズ」「NA1500A」、クラウド型統合管理サービス「NetMeister」を提供する。

  • GIGAスクール構想の実現に向けて提供されるネットワーク製品群

デジタル教材については、デジタル教科書・教材、学習支援サービス等を利用するためのプラットフォームとして、NEC教育クラウド「Open Platform for Education」を4月より提供する。すららネット、ジョイズ、ロジカ・エデュケーションと提携し、同プラットフォームを通じて、デジタル教材を配信する。