パーソルキャリアは2月10日、「女性の平均年収ランキング2019」を発表した。同ランキングは、同社が運営する転職サービス「doda」に登録した約40万人のデータから、正社員として働く20歳~65歳までのビジネスパーソンの平均年収をもとに女性の平均年収をまとめたもの。

2019年の女性の平均年収は345万円で、2018年の348万円から3万円の減少した。

全167職種の平均年収ランキングは、「投資銀行業務」(693万円)が第1位となった。これに「リスクコンサルタント」(591万円)、「戦略・経営コンサルタント」(576万円)が続くが、1位から3位はすべて昨年と異なる職種がランクインしたという。

ランキング上位10位のうち、最も多くランクインした職種は、「コンサルタント・専門事務所・監査法人専門職」(3職種)で、実績が評価に直結しやすいコンサルティング職種が、女性の平均年収ランキングでも上位となった。

21位にランクインした「メディカル・化学・食品系エンジニア」の「医薬品開発薬事」(490万円)は、全167職種の中で唯一、女性の平均年収が男女総合版の平均年収を上回った。

  •  女性の平均年収ランキング 上位50社 資料:パーソルキャリア