毎年恒例のカメラと写真映像のイベント「CP+」(主催:カメラ映像機器工業会)。多くの人でにぎわうだけ大型イベントなだけに、中国などを中心に感染が拡大している、新型コロナウイルス感染症への対応が注目されていた。CP+事務局は2月6日、「CP+2020」について、現段階では2月27日から3月1日まで横浜で計画通りに開催予定と発表。あわせて「ご来場にあたってのお願い」をCP+のWebサイト上に掲載した。
ご心配をお掛けしていますが、CP+2020は状況を注視しながら準備進めており、計画通り開催する予定です。そのため、会場となるパシフィコ横浜などとも、対応策の検討を進めています。詳細は以下のリンク先を。開催に向け、皆さんのご理解、ご協力をお願いします。https://t.co/eDWkkhJ77W
— CP+2020事務局 (@cpplusjp) February 6, 2020
CP+事務局では、厚生労働省の方針に従って具体的な対応策の検討を進めており、会場のパシフィコ横浜や大さん橋ホール、関係行政機関とも連携を強化。「状況を注視しながら開催に向けた準備を進めている」とのこと。また、中国本土からは15社が出展予定で、今回は武漢からの出展社はないものの、各社に出展可否を確認中だという。
また、来場者への対応として、CP+事務局は会場の出入口などに消毒液を設置。あわせて、来場時はマスクの着用、手洗いやうがいなどの消毒を強く推奨し、体調に不安がある場合は来場を控えるよう呼びかけている。出展社のブース説明員がマスクを着用することについても理解を求めている。