パイオニアは1月7日、フロントローディング方式の外付けBDドライブ2機種を発表した。音楽CDの読み出しエラーの補正機能を強化してUltra HD Blu-rayの再生に対応した上位機種「BDR-X12J-UHD」と、スタンダードモデル「BDR-X12JBK」を用意する。実売価格は、BDR-X12J-UHDが税込み28,000円前後、BDR-X12JBKが税込み20,000円前後。ともに1月中旬より発売する。
BDR-X12J-UHDは、4層128GBの大容量BD-R XLディスクや、データの長期保存が可能なアーカイブ用光学メディア「M-DISC」への記録・再生が可能なBDドライブ。4K解像度のUltra HD Blu-rayの再生にも対応する。
CDの読み取り機能は、CDの表面に傷や汚れがあった場合に再読み取りを行う「PureRead4+」、リアルタイムでエラーの発生頻度を抑えCD本来の音質で再生する「RealTime PureRead」などを搭載。スマートフォン用アプリ「Wireless Hi-Res Player~Stellanova~」を使うことで、本機とUSB接続したAndroid端末へのCDリッピングも可能。アプリはAndroid版のみで、提供は無料。
ソフトは、Ultra HD Blu-ray再生ソフト「PowerDVD 14」などが付属する。おもなメディアの最大書き込み速度は、1層BD-Rが16倍速、2層BD-Rが14倍速、3層BD-R / BD-R LTHが8倍速、4層BD-Rが6倍速、1層 / 2層 / 3層のBD-REが2倍速、M-DISC SLが4倍速、M-DISC DLが8倍速、M-DISC TLが6倍速。
インタフェースはUSB 3.1 Gen1。バッファメモリが4MB。本体サイズはW160×D220×H50mm、重さは1.1kg。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.11以降。
BDR-X12JBKは、ライティング機能はBDR-X12J-UHDとほぼ共通。おもな相違点は、Ultra HD Blu-rayの再生に対応していないこと、CDの読み取り機能が「PureRead3+」となっていることなど。