NTTドコモは11月28日、同社の対話型AI(人工知能)サービスである「ドコモAIエージェントAPI」のさらなる拡大のため、パートナープログラムである「ドコモAIエージェントAPIパートナープログラム」を12月2日から法人向けに提供すると発表した。

  • ドコモAIエージェントAPIの導入イメージ

同APIは2019年4月に提供開始し、「あらゆるモノと対話できる世界を実現」することをコンセプトに、シナリオに沿った一問一答やユーザーとの自然な対話が可能となる対話型AIを、多様な機器への組み込み可能にするというサービス。

新プログラムは、同APIを用いたソリューション商材を提供するパートナー企業に対して、販売・ビジネスの側面から支援を行うもの。

パートナー企業は、特別価格で同APIを利用できるほか、全国のドコモ法人営業担当がパートナー企業のソリューション商材を販売することで、全国規模での拡販展開が可能になるとしている。

また、業界動向などの情報共有や意見交換ができる交流会を定期開催するなど、パートナー企業間の連携を促進し、新たな価値創出へ繋げる。

同プログラムの申込条件として同社は、同APIでメインエージェント(音声)またはメインエージェント(テキスト)を同プログラム提供期間中1つ以上継続して利用すること、同APIで有償サポートを契約し同プログラム提供期間中継続して利用すること、販売計画書兼実績報告書を四半期に1回同社に対して提出することの3点を挙げている。

なお、同プログラム開始時には、これまでドコモAIエージェントAPIを活用したソリューションを提供してきた9社の企業がパートナーとして参画という。