OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「写真」です。

「写真」は文字盤を見るたびに大好きなものに癒される

  • フォトライブラリから選択したアルバムや写真が文字盤に表示される「写真」

    フォトライブラリから選択したアルバムや写真が文字盤に表示される「写真」

「写真」文字盤は、フォトライブラリに保存された写真の中から、選択したアルバムまたは写真がローテーションで表示されます。家族やペット、きれいな風景やおいしいものなど、時計を見るたびに好きなものを目にすることができて、忙しい中でもほっとする一瞬を与えてくれます。

コンテンツはアルバム単位で選択する「同期されているアルバム」、写真を個別に選択できる「写真」、写真アプリの「メモリー」からアップデートを表示する「ダイナミック」の3種類があります。

情報量と実用性

写真をメインにするために、時刻とコンプリケーション2つだけのミニマムな構成になっています。もっとよく写真が見えるよう、コンプリケーションはオフにするのもアリでしょう。時刻表示は表示位置を上/下に変更できます。情報量は少なめですが、好きなものを目にすることで癒されたり頑張ろうと思える精神的な効果はあるかもしれません。

なお、Apple Watch Series 5では手首を上げていない間も画面が完全な黒にはならず、暗い状態で写真が表示されますので、プライベートが見える写真を選択する際はご注意ください。

おススメの使い方

お子さんやペットの写真をアルバムにして同期しておけば、毎日時刻を確認する度に違う写真を目にする小さな幸せを楽しめます。タップして何枚か続けて見ることもできます。花、星、風景などお好みの写真を集めるのもおススメ。コンプリケーションはオフにして、仕事帰りや休日用の癒しアイテムに最適です。

また、健康管理や見守り目的のガジェットには消極的な高齢者にも、孫や家族の写真が見られるなら楽しんで使ってもらえるかもしれません。

アレンジ例

  • コンテンツを「写真」にしてペットのベストショットを厳選。お気に入りだけを何度も見たい場合におススメです

  • コンテンツを「同期されているアルバム」にして、iPhoneからお気に入りのアルバムを設定※。アルバムは最大500枚まで同期できます

※写真:NASA Image Galleriesより。一部のケースを除き利用者がダウンロードして自由に使用できます。

「写真」文字盤のバランスは?

  • Apple Watchが時計付きのミニデジタルフォトフレームになる「写真」文字盤。情報端末としての利便性より、癒しや楽しさを享受することがメインです。時計表示は背景がどんな写真でも比較的視認性が良くなるよう工夫されています