NTTデータは8月7日、金融業界におけるデジタルマーケティング分野のオファリングを本格展開すると発表した。これまで提供してきたマーケティング基盤構築などのIT領域を強化した上で、顧客のデジタルマーケティング施策のコンサルティングや業務運用支援をはじめとした戦略、業務領域を一貫して提供していくという。

  • デジタルマーケティングの主要ソリューションマップ

    デジタルマーケティングの主要ソリューションマップ

今回、第1弾としてSAS Institute Japanとパートナー契約を締結。提携により、NTTデータが金融機関向けにSAS製品を使用した実績から培ったナレッジ・方法論、SASの高度な分析と将来予測を実現するフレームワークに基づくすべての業務ソリューションを組み合わせることが可能となり、幅広い金融機関に対して、マーケティング活動の可視化・自動化等のPDCA活動を実現するためのオファリング提供を実現するとしちえる。

今後もデジタルマーケティングの戦略、業務、ITの各領域に対して、自社開発に加え、さらなる外部提携も含めたオファリングと体制の強化を予定している。これらのオファリング整備・提供を通じて、同社は幅広い金融業界のデジタルマーケティングを支援していく考えだ。