AWS(Amazon Web Services)は米国時間2019年7月11日、MicrosoftのVisual Studio Code用拡張機能となる「AWS Toolkit for Visual Studio Code」をリリースしたことを公式ブログを通じて発表した。インストールにはAWSアカウントや使用言語に応じたSDK、バージョン1.31.1以降のVisual Studio Codeが必要。また、特定の機能を使用するにはAWS SAM CLIやDockerもインストールしなければならない。
AWSは本拡張機能を導入することで、.NET、Node.js、Pythonを使用した新プロジェクトの作成やローカルデバッグ、プロジェクトの展開などサーバレスアプリケーションの開発が容易になると説明している。また、Lambdaライクな環境でステップスルーデバッグを使用したローカルテストや、Lambda関数のローカル/リモート呼び出し、選択したAWSリージョンへのアプリケーション展開も可能になる。AWS Toolkitは2018年11月から開発者向けプレビュー版が公開されており、GitHubでソースコードを公開していた。
阿久津良和(Cactus)