イトーキは7月2日、「家族ひとりひとりの能力を最大限に引き出す環境をデザインする」をコンセプトとし、多様化する「働き方」「学び方」に対応したデザインファニチャーおよび周辺商品の開発を強化すると発表した。

同社は、テレワークにおける「働く環境」に対するコンセプトを「しごとLab」、子どもたちを中心とした家族の「学ぶ環境」に対するコンセプトを「できラボ」と名付け、家庭空間の中でクロスする「働き方改革」と「学び方変革」を支援する商品・サービスづくりを強化する。

「しごとLab」の第1弾の商品として、鎌倉市役所・東京大学・地域住民・イトーキが協働し、社会と地域の課題解決に取り組んでいる鎌倉リビングラボとの取り組みから、折りたためるワークデスク「ONOFF(オノフ)」が誕生した。

  • 折りたためるワークデスク「ONOFF(オノフ)」

「ONOFF」は、机を閉じたり開いたりすることで、仕事の時間(ON)と普段の生活(OFF)の切替えがしやすいように工夫されている。また、机に向かうと扉面が壁の役目をして、まるで自分だけの小さな個室のようになり、折りたたむと約240mm(安定板は約350mm)に収まり生活空間に余裕が生まれる。