Fossbytesは6月28日(米国時間)、「How To Check CPU Temp? 5 Useful Ways To Fix CPU Overheating Issues」において、Windows 10で利用できるCPUの温度をモニタリングするツールを紹介した。

作業時のCPU温度は50℃ほどがよく、通常の利用では長時間にわたって60℃を超えるような状況は避けたほうがベターとしている。ゲーム中のCPUの温度は80℃に達することもあるが、何もしていない状況で100℃を超えているようなら、何らかの対処を取ったほうがよいという。

紹介されているモニタリングツールは次のとおり。

  • Core Temp - 人気の高いモニタリング・アプリケーション。CPU温度をチェックすることができる。温度レベルが通知領域に表示される。アドオンを追加してさまざまな機能追加が可能
  • Open Hardware Monitor - オープンソースで無料で利用することができるモニタリング・アプリケーション。CPUに加えてGPUの温度をチェックすることが可能
  • HWMonitor - ハードウェアに関する詳細な情報を提供してくれるチェックツール
  • Speccy - Piriform CCleanerと同じ開発者らによって開発されたアプリケーション。多くの情報を見やすい状態で提供してくれる
  • SpeedFan - 冷却ファンの速度を制御することを目的としたアプリケーション。CPU温度のモニタリングツールとしても利用できる
  • Core Temp動作サンプル - 資料: Core Tempサイトより

    Core Temp動作サンプル - 資料: Core Temp

記事では、CPU温度が高かった場合の対処方法として以下を紹介している。

  1. ヒートシンクを掃除するとともに、内部のホコリを取り除く
  2. PC周りを空気通りをよい状況にする
  3. 適切な筐体を使用する
  4. PCを低電力モードで使用する
  5. マルウェアなどが電力消費を起こしている可能性もあり、そういったソフトウェアが動作していないかチェックする

CPU温度が高い状況が続くと故障の原因になることがある。CPU温度が常に高い状況が続いている場合、モニタリングを実施するとともに適切に対処することが望まれる。