United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は6月13日(米国時間)、「Mozilla Releases Security Update for Thunderbird|US-CERT」において、メールアプリケーション「Thunderbird」に複数の脆弱性が存在すると伝えた。
これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており注意が必要。すでにアップデート版が提供されていることから、迅速にアップデートを適用することが望まれる。
脆弱性は次のバージョンで修正されている。
- Thunderbird 60.7.1
脆弱性に関する情報は次のページに掲載されている。今回の脆弱性はインパクトが高(High)に分類されており注意が必要。
Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。