Alexaを使って声でも操作可能

Amazon Musicアプリでは、約6,500万曲のアーカイブ、あるいは膨大な数のプレイリストをAIアシスタント「Alexa」を使って検索、再生操作ができます。

  • 楽曲再生時のプレーヤー画面。下側中央の青いサークルをタップするとAlexaが起動します

  • Alexaが起動中の画面。画面の下にEchoやFire TV Stickのユーザーにはお馴染みの青い帯が表示されます

アプリの画面下、中央にある青色のサークルをタップするとAlexaが起動するので、スマホのマイクに向かって探したいアーティストや楽曲を声で指定します。精度はなかなか良好。テキスト打ちが面倒なときに役立ちます。

  • プレーヤー画面右下のアイコンをタップするとEchoシリーズのスピーカーやAlexaに対応する連携可能な機器のリストが表示されます

  • Amazon Echoシリーズとの連携も完璧。スクリーン付きのEcho Spot、Echo Showだとさらに楽しいです

Amazon Echoシリーズとの連携が便利

また、Amazon Musicアプリは、Echoデバイス、Fire TV StickなどAmazonのオーディオ・ビジュアル機器とスムーズに連携する点も特徴といえます。

モバイルアプリで音楽再生を始めて、画面からホームネットワーク上にあるEchoデバイス、またはグループ再生環境を指定するだけで心地よいスピーカーサウンドが楽しめます。

  • Amazon Musicのストリーミング再生に対応するスマートデバイスは続々と増えています

  • 設定画面はこちら。Alexaハンズフリーモードの設定やダウンロード(一次キャッシュ)機能の設定はこちらから行います

Echoシリーズの音が非力に感じられる方は、最近発売されたAmazonのネットワークオーディオ対応アンプ「Echo Link」や「Echo Link Amp」に、好みのスピーカーを組み合わせてオーディオシステムを構築しても良いでしょう。

Google HomeのようなGoogleアシスタントを搭載するスマートスピーカーについては、Android OS版のAmazon Musicアプリから、ホームネットワーク経由でストリーミング再生ができます。一方、iOS版のAmazon Musicアプリでは、EchoスピーカーやAlexa内蔵のイヤホン・ヘッドホン、オーディオ機器へのストリーミングに限られます。

Spotifyの場合はiOSとAndroid OS、どちらのアプリを使った場合でもEchoスピーカーでSpotifyの音楽再生がコントロールできるので、早く使い勝手をそろえてほしいところです。

Echoシリーズのユーザー向けプランも

Amazonのスマートスピーカー「Echo」シリーズのユーザーのために、1台のEchoにつきAmazon Music Unlimitedのサービスが月額380円で利用できるEchoプランも用意されています。安くて手軽な感じもしますが、申し込んだEchoスピーカーでしか使えないのが難点。

もしスマホとEcho、その他のデバイスでもAmazon Music Unlimitedを使いたい場合は、同時にログインできる端末は1台に限られますが、通常の個人向けプランを利用することをおすすめします。

約6,500万の楽曲数が魅力。Echoユーザーなら便利に使える

Amazonのプライム会員ならPrime Musicで雰囲気をつかんでから、Amazon Music Unlimitedの無料30日トライアルと合わせて2段階トライアルで試せます。しっかりと使い込んでみてから本格的な利用を検討できるチャンスがあります。

プライム会員向けの特別価格である月額780円は他の聴き放題の音楽配信サービスのメジャーどころよりも安価に利用できるところも魅力的です。

AmazonのEchoデバイスを持っているユーザーであれば、ホームネットワーク連携が充実しているので便利に使えると思います。Alexaを内蔵するイヤホンやヘッドホンなど、ポータブルオーディオ機器からでも音声操作による検索・再生が使えるプラットフォームが今後さらに広がりそうです。

スマートオーディオと相性のよい音楽配信サービスとして、これからの進化には要注目です。現在他社のサービスを使っている方も、約6,500万曲の「アーカイブ力の差」がどれほどのものか、トライアル期間中に確認して乗り換えを検討してみてもよいかもしれません。