日本マイクロソフトは4月26日、新元号「令和」に対応した更新プログラムの提供開始を発表した。同社のエンジニアリングチームは、今後数週間かけて、さまざまなバージョンに向けて、段階的に更新プログラムをリリースするという。

更新プログラムは、Windowsの日付機能を使用するアプリケーションが新元号「令和」を適切に扱えるようにするためのもので、「令和」に対応した合字デザイン、フォント、レジストリ、IMEの更新コンポーネントが含まれる。Windows UpdateやMicrosoft Updateカタログ、またWSUS(Windows Server Update Services)からプログラムを適用できる。

同社が2019年4月2日に告知したように、個人ユーザーについては、WindowsやOfficeの自動更新が有効になっている場合、新元号に対応するための更新プロセスが自動的にインストールされるため、特別な操作を実行する必要はない。

自動更新が有効でない、あるいは手動でチェックしたい場合、Windows 10ではスタートボタンの設定から「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」を選択する。

ゴールデンウィーク期間中における問い合わせ対応

また、日本マクロソフトでは2019年4月30日、5月1日、5月2日の3日間にわたり、新元号対応に関する技術的な問い合わせについて電話窓口で対応する。個人ユーザー向けの問い合わせ先は0120-54-2244で、受付時間は10時~18時。法人ユーザーはマイクロソフトとのサポート契約が必要となる。こちらの受付時間は9時~17時30分。