Googleは4月22日、「はじめての働き方改革」や「はじめてのAI」など、テーマに沿った情報を動画などで紹介するデジタルスキルトレーニングプログラム「Grow with Google」を公開した。利用は無料。
デジタルトレーニングプログラム「Grow with Google」では、オンラインで受講できる「オンライントレーニング」と、セミナーやイベントなどの「対面式トレーニング」の2つが用意されている。
カテゴリは、ビジネス向け、個人向け、学生・教育者向け、スタートアップ向け、デベロッパー向けの5つ。個人向けでは「はじめての働き方改革」や「YouTubeクリエイターアカデミー」、ビジネス向けでは「デジタルマーケティングの基礎」、学生・教育者向けでは「はじめてのAI」など、テーマに沿ったデジタルスキルを、動画を中心に学ぶことができる。多くのコースは最後まで進むと試験が受講でき、一定以上正解すると修了証を受け取ることができる。
デジタルスキルの習得はビジネス規模や地域により格差があり、また、小学校でにおけるプログラミング教育への取り組みも、例えば九州より関東地区のほうが進んでいるなど、地域差が見られるという(「教育委員会等における小学校プログラミング教育に関する取り組み状況等について・平成29年度」より。該当PDF)。
同社は、ビジネスの規模や地域などに関わらず、より多くの方のデジタルスキル習得をサポートをするため、今回「Grow with Google」を提供。2022年までに1,000万人にデジタルスキルトレーニングを提供することを目標としている。