Unicode Consortiumは4月17日(米国時間)、「The Unicode Blog: CLDR Version 35.1 Language/Locale Data Released for Reiwa Era, Unicode 12.1」において、次のドットリリースとなる「Unicode CLDR 35.1」において日本の新たな元号である「令和」に対応すると伝えた。

このドットリリースにはUnicode 12.1も含まれる予定になっており、WindowsやmacOS、Android、iOSなどさまざまなシステムがこの新たなデータの適用とともに文字様記号の「令和」に対応すると見られる。

  • The Unicode Blog: CLDR Version 35.1 Language/Locale Data Released for Reiwa Era、Unicode 12.1

    The Unicode Blog: CLDR Version 35.1 Language/Locale Data Released for Reiwa Era, Unicode 12.1

Unicodeにはすでに文字様記号として「㍻」「㍼」「㍽」「㍾」といった年号に対応するデータを持っている。

  • SQUARE ERA NAME HEISEI - 文字様記号「㍻」

    SQUARE ERA NAME HEISEI - 文字様記号「㍻」

Unicode Consortiumは2018年9月の段階で、平成の次の元号に対応する文字様記号のコードポイントとしてU+32FFを予約したと発表している。

  • 「令和」の文字様記号が割り当てられる予定のU+32FF

    「令和」の文字様記号が割り当てられる予定のU+32FF

現在のところU+32FFには何も割り当てられていないが、今後のアップデートでこのコードポイントには文字様記号の「令和」が割り当てられると見られる。