Ankerの充電器&モバイルバッテリーの新製品「PowerCore Fusion Power Delivery Battery and Charger」がAppleのオンラインストアに登場した。充電器としてUSB-C PD (Power Delivery)に対応しており、USB-Cポートを備えたMacBookシリーズも充電できる。本体色はホワイトとブラックの2色。価格は11,400円。

  • PowerCore Fusion Power Delivery Battery and Charger

    プラグを備えて充電器としても使えるモバイルバッテリー

PowerCore Fusionは、USB対応のACアダプタである本体にバッテリーを内蔵している。コンセントに挿した状態では充電器、外したらモバイルバッテリーとして使える。1台2役の便利な製品だが、既存の「Anker PowerCore Fusion 5000」は、充電器としての対応デバイスがスマートフォンやタブレット、ゲーム機に限られていた。

「PowerCore Fusion Power Delivery Battery and Charger」は、PowerIQに対応するUSB-Aポートと、PD対応のUSB-Cポートを備える。USB-Aポートはモバイルデバイス用の12W充電、USB-CポートはMacBook/ MacBook Air/ MacBook Proにも使える30W充電をサポートする。

内蔵バッテリーは、PowerCore Fusion 5000と同じ5,000mAh。本体サイズは約85×81×31ミリ (重量249グラム)。約72×70×31ミリ (同189グラム)のPowerCore Fusion 5000より一回り大きいが、手のひらサイズと呼べるコンパクトさだ。The Vergeによると、Ankerはエネルギー効率の高い窒化ガリウムを用いてコンパクトでパワフルな2-in-1を実現した。