KDDIは2月27日、IoTによるさまざまなデータと多種多様なデータを掛けあわせて分析することで新たな付加価値を提供する「KDDI IoTクラウド Data Market」に新たなデータ「ライフスタイルクラスタデータ」「エリアマーケティングデータ」を追加した。
今回のデータ追加により、ユーザーは自社で保有するIoT業務データを分析する際に、豊富なデータと組み合わせることができるようになり、新たな課題やビジネスチャンスの発見、サービスの品質向上を実現するという。
ライフスタイルクラスタデータでは、お買い物レシート統計データ、Chomonicxを追加。また、エリアマーケティングデータは平成27年国税調査メッシュ、推計年収別世帯数、推計消費額、昼間人口、商業統計、行政区分地図データ、郵便番号ポリゴンデータ、統計地図データ、メッシュ統計地図データ、年収階級別世帯数推計データ、貯蓄階級別世帯数推計データ、消費支出推計データ、建物統計データ、住宅統計データを追加した。
ユースケースとしては、お買い物レシート統計データでは特定エリア内において、顧客の自社店舗利用状況を分析が可能になり、店舗を利用する頻度やタイミング、顧客の購買力を把握し、利用客の特性を活かした販促活動が可能になるという。
また、ユーザーが保有するPOSデータとKDDI IoTクラウド Data Marketに追加されたデータを活用することで、想定する世帯年収や貯蓄、ライフスタイルにあわせたターゲット層に効率的な新規出店計画を行うことを可能としている。