1923年創業、手帳やアルバムからシュレッダーなどの文具や事務機器、帳票や封筒の作成からDM発送まで煩雑業務を一貫するBPOサービス、文書管理から図書館向けソリューションと広くビジネスを展開するナカバヤシは18日、スマホ内の写真画像を自動でバックアップできる容量無制限のクラウドストレージサービス「Fueru アルバム」をスタート、対応アプリの配信を開始した。対応OSはAndroid 5.1、iOS11.0以降。

機材無くして、みんなで閲覧できる紙のアルバム。大切な思い出や記念の"瞬間"を物理的に半永久的に保存できる存在は、時を重ね振り返った時にその真価を発揮するものだ。2018年に発売50周年を迎えた同社のフエルアルバムは、ビスやバインダーであとからフォトシートを増やせる優れ物。同社の半世紀にわたるアルバム作り、製本や商業印刷のノウハウが詰まっている。補填用の台紙やそのまま木枠や黒板のように飾れる専用フレームなど、主役の写真を引き立てるしかけや、写真以外のチケットや絵はがきなどもそのままスクラップブックのように収めるものなど種類も豊富なアルバムシリーズ。

今回同社がローンチしたクラウドストレージ「Fueru アルバム」は、このフエルアルバムの名を冠したサービスで、アプリを通じてスマホ内の写真画像を容量無制限で自動バックアップできるものだ。バックアップされた画像は、アップロード時に圧縮し見やすく時系列順に保存される。同社は、スマートフォンのカメラ機能の向上が思い出を残すための大切なツールのひとつになっていること、端末の紛失や故障などで思わず消えてしまう危険性に触れながら、"アルバムで思い出を残していく"という大切さは引き続き伝えながら、このクラウドストレージサービス「Fueru アルバム」を軸に、デジタル環境において安心・安全に思い出を残し楽しめるサービス展開を予定していることを述べている。アナログとデジタルと違いはあれど、どのように写真を中心とした思い出を編集していくのか?その考え方はデジタルでも変わらない。今後のさらなるサービス展開が期待される。

  • 「Fueru アルバム」概要

    「Fueru アルバム」概要