EIZOは2月14日、24.1型液晶ディスプレイ「ColorEdge CS2410」を発表した。3月19日から発売し、直販サイトでの価格は49,800円(税別)。
ColorEdgeシリーズは、カラーマネジメントに対応した液晶ディスプレイだ。映像制作や写真のプロに向けた仕様のモデルから、アマチュアフォト・グラフィックに向けたモデルをラインナップしている。
新モデルのCS2410は、従来モデル「ColorEdge CS230」の後継にあたる。カバーする色域をsRGBに絞ることで、Webメインの制作やホビー用途のモデルとして、低価格化を図った(上位のモデル群はAdobe RGB 100%といった色域を持つ)。ColorEdgeシリーズとして、さらに性能・機能を考えると、直販の税別価格が49,800円というのはかなり安くなった印象だ。
CS2410は非光沢(アンチグレア)のIPSパネルを採用しており、解像度がCS230のフルHD(1,920×1,080ドット)から、CS2410ではWUXGA(1,920×1,200ドット)と広くなった。本体デザインも一新し、下部ベゼル幅をCS230から約51%スリム化した。本体側面にはUSB 3.1ハブポート×3基、背面には持ち運びに便利なハンドルを搭載。
色域はsRGBカバー率100%で、独自のデジタルユニフォミティ補正回路により、輝度と色度が均一になるように画面全体をすべての階調で補正。画面全体でムラの少ない表示を行う。専用ソフト「ColorNavigator 7」によるハードウェア・キャリブレーションに対応するほか、画面と写真プリントの色合わせが行えるソフト「Quick Color Match」も無償提供される。
主な仕様は、視野角が垂直水平とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms(中間階調域)。映像入力インタフェースはHDMI 1.4×1、DVI-D×1、DisplayPort 1.3×1。
スタンドは、上35度・下5度のチルト、左右344度のスイーベル、右回り90度のピボット、155mmの高さ調整が可能。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW554.4×D245×H396~551mm、重さは約7.9kg。