1つのプロジェクトが終了したり、人事異動によって部署が解体されたりすると、今まで使っていたSlackのチャンネルは使わなくなる。その場合、チャンネルの「アーカイブ」をしておくといいだろう。新規でメッセージの投稿などはできなくなるが、履歴の閲覧や検索はできるので、必要に応じて情報の再確認が可能だ。
チャンネルをアーカイブする方法
チャンネルをアーカイブする手順は簡単だ。「チャンネル設定」ボタンをクリックし、その他オプションからアーカイブを選択するだけ。すると、アーカイブ通知がメンバーに送信され、アーカイブが完了。チャンネル名の横に箱のような「アーカイブアイコン」が表示される。
アーカイブしたチャンネルを復元する
誤ってアーカイブしてしまった場合、アーカイブ状態からチャンネルを復元することも可能だ。その際、パブリックチャンネルでは数日後にメンバーが削除され、プライベートチャンネルではメンバーが保持されるという違いがあるので、覚えておくといいだろう。
パブリックチャンネルをプライベートチャンネルへ変更する
全員に公開中の「パブリックチャンネル」を、途中でメンバーのみに公開する「プライベートチャンネル」に変更することができる。議論を進めていくうちに、これは公開すべきでないという情報が出てきた場合に役立つ機能だ。
方法はチャンネルをアーカイブしたときと同様に、チャンネル設定ボタンから選択していけばよい。
パブリックからプライベートに変更できるのは、ワークスペースのオーナー/管理者とオーガナイゼーション(OrG)のオーナー/管理者のみ。また、プライバシー上の理由により、プライベートチャンネルをパブリックチャンネルに変更することはできないので注意が必要だ。
チャンネルにトピックや目的を設定する
Slackでは、チャンネルがどのような活動をしているか、メンバー以外にもわかるようトピックを設定することができる。これによりヘッダーに内にコメントが表示されるようになるので、オープン情報の共有としても役立つだろう。なお、日本語で80文字、半角英数で250文字までという制限があるので注意する必要がある。
同様にチャンネルの詳細も編集することができるのでこちらも紹介しておこう。チャンネルの詳細を編集する場合は、「チャンネルの詳細を開く(iマーク)」ボタンをクリックし、表示されるチャンネル紹介の「目的」にポインタを合わせると出てくる「編集」を選択すればよい。
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