富士通クライアントコンピューティングは12日、15.6型のスタンダードノートPC「LIFEBOOK AH」シリーズの2019年春モデルを発表した。2月14日から順次販売開始し、価格はオープン。店頭予想価格は税別140,000円強からとなる。

  • 「LIFEBOOK AH」シリーズの2019年春モデル

A4サイズで家庭向けの据え置きノートPC「LIFEBOOK AH」シリーズの2019年春モデルは、「LIFEBOOK AH77/D1」「LIFEBOOK AH53/D1」「LIFEBOOK AH45/D1」「LIFEBOOK AH42/D1」の4機種をラインナップする。

同シリーズは、「見る」「聴く」「打つ」をコンセプトに、約7.8mmの狭ベゼルを左右に配し可視領域を大きくとったディスプレイや、最上位モデルでハイレゾに対応したスピーカー、2.5mmストロークのキーボードなどを備えた、スタンダードノートPC。最上位モデルのCPUを第8世代Intel Core i7-8565Uに強化。また、搭載するマイクの本数を、これまでの2個から4個に増加し、音声認識精度の向上が図られている。本体デザインは従来モデルを踏襲する。

  • これまでの「LIFEBOOK AH」シリーズはマイクが2基

  • 今回登場した「LIFEBOOK AH」2019年春モデルはマイクが4基に

LIFEBOOK AH77/D1

LIFEBOOK AH77/D1はシリーズの最上位モデルで、CPUに第8世代Intel Core i7-8565Uを採用し、ストレージには128GB SSD+1TB HDDを内蔵。このほか、メモリは8GB、ディスプレイは15.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)、グラフィックスはIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)、光学ドライブはBlu-rayドライブなどを搭載する。このモデルのみ、ハイレゾ対応スピーカーや顔認証対応のWebカメラを備える。

通信機能はギガビット準拠の有線LAN×1、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースは、USB 3.1(Gen1)Type-C×1、USB 3.0 Type-A×2、USB 2.0 Type-A×1、HDMI×1、SDカードスロットなど。

バッテリ駆動時間は約7.8時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW361×D244×H27.1mm、重さは約2.3kg。店頭予想価格は税別220,000円強。

LIFEBOOK AH53/D1

LIFEBOOK AH53/D1はシリーズの上位モデル。上位の「AH77/D1」から、ストレージ容量が1TBに変更され、ハイレゾ対応スピーカーや顔認証対応Webカメラが省かれる。店頭予想価格は税別200,000円強。

LIFEBOOK AH45/D1

LIFEBOOK AH45/D1はシリーズのミドルレンジモデルで、上位の「AH53/D1」から、CPUが第7世代Intel Core i3-7100U(2.40GHz)に、メモリが4GBに、グラフィックスがIntel HD Graphics 620(CPU内蔵)に変更される。バッテリ駆動時間は約7.5時間(JEITA 2.0)。店頭予想価格は税別170,000円弱。

LIFEBOOK AH42/D1

LIFEBOOK AH42/D1はシリーズのエントリーモデルで、CPUにIntel Celeron 3865U(1.80GHz)を採用。このほか、上位モデルの「AH42/D1」から、ディスプレイが15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット)、光学ドライブがスーパーマルチドライブに変更される。バッテリ駆動時間は約7.3時間(JEITA 2.0)。店頭予想価格は税別140,000円強。