RTX 2080 Tiに待望の「Lightning」が追加

MSIのGeForce RTX 2080 Tiグラフィックスカードに、最上位モデルの「GeForce RTX 2080 Ti Lightning Z」が登場、発売が開始された。トリプルファンの「TRI-FROZR」クーラーを搭載し、ブーストクロックは通常の1,545MHzから1,770MHzへと大幅に高速化。補助電源も8ピン×3個に強化されている。価格は214,000円前後。

  • MSIの「GeForce RTX 2080 Ti Lightning Z」。箱はかなり重い

  • トルクスファン3.0を3つ搭載。両側のファンにはRGB LEDも用意

  • クーラーは3スロット厚。ヒートシンクは大型化している

  • カーボン製のバックプレートを搭載。これは熱伝導にも優れる

ショート基板を採用したRTX 2060カード

MSIの「GeForce RTX 2060 Aero ITX 6G OC」は、シングルファンのクーラーを搭載するGeForce RTX 2060グラフィックスカード。奥行き175mmのショート基板を採用しており、Mini-ITX等の省スペースケースでの利用に向いているだろう。ブーストクロックは1,680MHz→1,710MHzと、少しだけ高速化している。価格は52,500円前後。

  • MSIの「GeForce RTX 2060 Aero ITX 6G OC」。小型ケースに最適だ

  • 出力端子はDisplayPort×3とHDMI。バックプレートも搭載している

またPalitからも、ショート基板モデルの「GeForce RTX 2060 StormX OC」が登場している。こちらもシングルファンのクーラーで、ブーストクロックは1,725MHz。奥行きは168mmと、さらに短くなっている。ドスパラ秋葉原本店での価格は42,930円。RTX 2060搭載モデルとしては最安値であることも大きな魅力だ。

  • Palitの「GeForce RTX 2060 StormX OC」。初めて税別で4万円を切った

  • 出力端子は3つだけとなるが、珍しいDVIポートも搭載している