コーセーは30日、同社のメイクアップブランド「ヴィセ」25周年を記念した取り組みを開始。第一弾として、AI技術を用いたパーソナルカラー判定サービス「パソカラ」をローンチした。

2月に同社が発売する「マイヌーディ アイズ」はベージュカラーのグラデーションや明暗の絶妙な調整により、肌色への馴染んだ自然な陰影を特徴とするアイカラーだが、AIと連動したパーソラナイズ提案を新たな試みとして展開する。ローンチしたサービス「パソカラ」は、一枚の写真からAIでユーザーの肌の色、瞳の色や顔の特徴量を判断し、パーソナルカラー(Spring/Summer/Autumn/Winterの4大分類)を判定。個々の特徴と最適なアイカラーのタイプを抽出する。同サービスにはデジタルガレージのWeb API型サービス「irofit」が導入されており、ブラウザでアクセスして、撮影>パーソナルカラータイプ診断>アイテムの提案と、数分で手軽に自身のパーソナルカラーを得られる。

誕生から25周年を迎える「ヴィセ」は1994年1月に誕生したメイクアップブランド。誕生時の1994年には村上里佳子(RIKACO)さん、1997年には安室奈美恵さん、浜崎あゆみさん、2001年には安良城紅さん、倖田來未さん、2003年にはローラさんと"その時代ごとの若い人たちに支持される"、"すこしとがっていてトレンド感がある"コンセプトとしてそのビジョンをイメージキャラクターを通じて発信している。

2018年にはInstagramでも積極的に自身を表現する滝沢カレンさんが起用されており、「ヴィセ」公式サイトにはTVCMメイキングなどのスペシャルムービーも掲載されている。"人にどう思われるかよりも、自分がどう思うかを大切に、楽しみながら美を追求するスタンス"も起用の決め手のひとつ。同社では25周年商品の発売や記念イベントの実施など、年間を通じて新たなメイク提案を展開していく予定だ。