クオリカは1月17日、現場で発生したさまざまなデータをクラウド上で一元集約し、統計分析や各種業務アプリケーションとの連携を行えるIoTプラットフォーム「Bellonica」を1月23日にリリースすると発表した。

「Bellonica」は、現場のデータを一元収集して業務アプリケーションと連携するうことで、各現場で管理されていたデータをつなげ、技術革新、生産性向上、技術伝承などの課題解決に向けたデータ経営を実現するIoTプラットフォームとなる。

  • 「Bellonica」で実現するデータ経営実現イメージ(製造業の例)

「Bellonica」では、IoT領域で汎用的に使われるHTTP、UDP、JSON、CSVなどのプロトコルやフォーマットに対応し、各種IoTデバイスからのデータ収集を容易に行える「IoT Data Collector」、収集したデータをユーザーが分析できる独自のBIツール、既存のアプリケーションやデータソースと連携ができるAPIなどを実装している。

これらをモジュールのように組み合わせて使うことで、個別業務のIoT化から全業務を統合したシステムの構築までのアジャイル開発を可能にするという。

  • oTプラットフォームによるサービス構成イメージ