ASUS JAPANは12月21日、次世代規格IEEE802.11ax(ドラフト)対応の超高速Wi-Fiルータ「RT-AX88U」を発表した。12月21日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は49,000円前後(税込)。

  • RT-AX88U

無線LANの次世代規格IEEE802.11axに対応する無線LANルータ。160MHzの帯域幅と1024-QAMによる4×4通信に対応し、2.4GHz帯で最大1,148Mbps(理論値)、5GHz帯で4,804Mbps(理論値)での通信が行える。OFDMAとMU-MIMOを組み合わせ、各チャンネルに小さなサブチャンネルを分割。 複数デバイスの信号をまとめて送信することで、スムーズで遅延のない通信を可能としている。

また、ネットワーク内を移動しても、SSIDをシームレスに維持するメッシュネットワーク「AiMesh機能」をサポート。複数のASUS製Wi-Fiルータを繋ぎ合わせ、広いネットワーク環境を構築できる。

CPUにはBroadcom 4908(1.8GHz、クアッドコア)をと、256MBのフラッシュメモリ、1GBのDDR3メモリを搭載。ビームフォーミング機能「AiRadar」により、4本の外付けアンテナで子機のデバイスの距離や位置を検出してより強い電波を送信し、通信を安定させる。

  • 背面

ゲーミング機能には、ゲーム用データを優先的に送信してオンラインゲームのプレイをスムーズにする「Adaptive QoS」、独自に開発されたゲーマー・プライベート・ネットワーク(GPN)により最適な通信経路を確保する「wtfast」などを備える。

セキュリティ機能はトレンドマイクロ製「AiProtection」を搭載。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×8、WAN×1、USB 3.1 Gen1×1。本体サイズはW300×D188×H60mm、重量は1,010g。