United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は12月13日(米国時間)、「Bomb Threats Emailed Around the World|US-CERT」において、National Cybersecurity and Communications Integration Center (NCCIC)によって、世界中の企業や組織を対象とした詐欺メールキャンペーンが展開されていることを検出したと伝えた。爆発をほのめかす内容のメールが送られてくるとされており、注意が必要。

メールの内容は、ランサムウェアに感染してビットコインによる支払いが行われない場合はデバイスが爆発するといった脅迫文となっているという。NCCICは該当するメールが送られてきた場合、次の行動を取るように求めている。

  • 返信を出さないこと、送信者にコンタクトを取ろうとしないこと
  • ランサムウェアに感染しても支払いを行わないこと
  • 米国連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation; FBI)にメールで報告する、または、近くの米国連邦捜査局事務所に連絡を行うこと
  • Bomb Threats Emailed Around the World|US-CERT

    Bomb Threats Emailed Around the World | US-CERT

詐欺メールキャンペーンは時事などを取り入れた巧みな内容になっていることが多い。少しでも違和感を感じたら、調査を実施したり該当する当局に報告したりといった行動を取ることが望まれる。