このほど、MicrosoftがWindows SysinternalsのProcDumpコマンドをLinuxに移植していることが明らかになった。関係者がTwitterでつぶやいたほか、すでにソースコードが「GitHub - Microsoft/ProcDump-for-Linux: A Linux version of the ProcDump Sysinternals tool」で公開されている。

本稿執筆時点で動作が確認されているディストリビューションはRed Hat Enterprise Linux、CentOS、Fedora、Mageia、Ubuntuなど。移植されたProdDumpはMITライセンスの下、オープンソース・ソフトウェアとして提供されている。

  • Twitterで報告されたProcDump SysinternalsツールのLinux移植

    Twitterで報告されたProcDump SysinternalsツールのLinux移植

  • GitHubにはすでにProcDumpのソースコードが掲載されている

    GitHubにはすでにProcDumpのソースコードが掲載されている

Windows SysinternalsはWindowsアプリケーションの診断やトラブルシューティングを実施する際に利用されるツールの総称。これらは無償で提供されているツールで、開発者向けのコマンド群とされている。ProcDumpはパフォーマンストリガーをベースにしてアプリケーションのコアダンプを生成するツールで、CPU使用率やメモリ利用量をトリガーにして実行中プロセスのコアダンプを生成することができる。

SysinternalsにはProcDump以外にもさまざまなツールが含まれている。ユーザーからの要望があれば、ProcDump以外のツールもLinuxに移植される可能性がある。Windowsで使われてきたデバッグ向けツールがLinuxでも利用できるようになることで、Windows向けアプリケーションの開発者がLinuxで開発やデバッグを実施しやすくなると見られる。