パナソニックは以前から子乗せ電動アシスト自転車を発売していただけあり、パナソニックならではの使いやすい機能があることも見逃せません。その1つとして、ギュットシリーズは乗り降りしやすい広い「足抜き空間」がありましたが、ギュット・クルームはこの足抜き空間が従来と比べて約8%広くなっています。

また、タイヤチェーン部分がすべてカバーで覆われている「ラウンド チェーンケース」を採用しています。子どもがチェーンに触れる事故をなくすほか、長いスカートなどが巻き込まれる心配がありません。

  • パナソニック、電動アシスト自転車「ギュット・クルーム」

    足抜き空間部分が広いので、足を高く上げるずに乗り降り可能です

  • パナソニック、電動アシスト自転車「ギュット・クルーム」

    チェーン部分は全面カバーに覆われているので、スカートが巻き込まれるといった問題がありません

このほかに注目したいのが、上位機種ギュット・クルーム・EXに搭載されたラクイック機能です。ラクイック機能は、専用キーが通信範囲(最小範囲1.2m以内)内にあれば、電動アシスト自転車の電源を入れるだけで自転車のロックを自動開錠できるという機能です。自転車に乗るたびに鍵を取り出す必要がないので、スムースに移動できる非常に便利な機能です。

  • パナソニック、電動アシスト自転車「ギュット・クルーム」
  • パナソニック、電動アシスト自転車「ギュット・クルーム」
  • 後輪タイヤ部分に搭載されたラクイック機能。キーホルダー型の無線パーツが自転車の近くにあると、電動アシスト自転車の電源を入れただけで自動的にロック解除できます。この機能のためだけに買い換えを考えるユーザーもいるのでは?

ギュット・クルームは両モデルともに重量が30kg以上ありますが、独自のスタンド形状で、子どもを乗せたままでも安定するほか、軽い力でスタンドアップができるという特徴があります。さらに、スタンド使用時はハンドルがロックされるなど、パナソニックならではの、さまざまな安心機能を搭載している点も魅力的ですね。

  • パナソニック、電動アシスト自転車「ギュット・クルーム」

    スタンドの左下部分を踏むと、驚くほど軽い力でスタンドアップが可能。スタンドを立てた状態だと、ハンドルが固定されるのも駐輪時に安心です