Q-Successは10月30日(ドイツ時間)、「The JavaScript content delivery network CDNJS is now used by 8% of all websites, up from 5.3% one year ago.」において、JavaScriptを対象としたCDN (Content Delivery Network)サービスとして、CDNJSのシェアが全Webサイトの8%を突破したと伝えた。1年前のシェアは5.3%であり、この1年間で着実にシェアを増やしている。

  • 全WebサイトにおけるCDNJSのシェア - 資料: Q-Success提供

    全WebサイトにおけるCDNJSのシェア - 資料: Q-Success

  • JavaScript向けCDNサービスにおけるCDNJSの市場ポジション - 資料: Q-Success提供

    JavaScript向けCDNサービスにおけるCDNJSの市場ポジション - 資料: Q-Success

JavaScriptを対象としたCDNサービスはGoogle Hosted Librariesが最も多くのサイトに使われている。これに対し、トラフィックの高いサイトではYandex Libraries HostingがJavaScript向けのCDNサービスとして使われている。CDNJSはこの2つのサービスの中間に位置しており、それなりにトラフィックの高いサイトで使われつつ、さらにその数も多いというポジションにある。

CDNJSを使っている主なサイトはWikia.com、Yelp.com、Onlinevideoconverter.com、Ebc.net.tw、Savefrom.net、Speakol.com、Nownews.com、Breitbart.com、Canva.com、Ltn.com.twなど。