ローソンは10月5日、都市型立地の実証実験を行う店舗として同9日から「ローソンJEBL秋葉原スクエア店」をリニューアルオープンし、比較的小型な店舗が多い都市型立地での効率性と、利用客の利便性や店舗の生産性の向上を検証すると発表した。

  • 店舗のイメージ

    店舗のイメージ

ローソン店舗は都市、住宅、郊外などさまざまな場所に立地しており、今回の実証実験では都市型の立地での利用客の利便性向上と店舗の効率性を高めるさまざまな取り組みを行う。混雑時のレジ待ち時にも手にしてもらえるようにフライドフーズのセルフ販売や、店内のどこでも決済できるサービス「ローソンスマホペイ」の導入を行う。

  • 「ローソンスマホペイ」

    「ローソンスマホペイ」

また、都市型立地の小型店のスペースの有効活用として、利用客のニーズに応えられるよう即食性の高い食品のカテゴリーを拡大し、日用品や雑誌などのカテゴリーを縮小する。

さらに、購入商品を飲食するイートインスペースにも、新たにマチカフェコーヒー・焼菓子売り場の設置や、電源、情報タブレット、文具貸出コーナーを設けるなど、サービスを拡大し、利用客の利便性向上に努める考えだ。

  • スマホ充電バッテリーシェアリングサービスのイメージ

    スマホ充電バッテリーシェアリングサービスのイメージ

今後、実証実験を通じ、そのほかの都市型立地のローソン店舗に新設備導入などを検討し、利便性向上、店舗の生産性を向上させた店舗づくりを目指す。