カシオ計算機の2018年秋冬・時計新製品発表会で展示された、男性向け電波ソーラーウオッチ「OCEANUS」(オシアナス)の注目アイテムをご紹介します。「技術、デザイン、品質、こだわりのものづくり」が生み出す、新しい時計表現をぜひご覧ください。なお、掲載した写真はすべて、クリックで拡大表示。発売月はすべて予定、価格はすべて税別です。

カシオ 2018年秋冬・時計新製品発表会
G-SHOCK ラバコレ BABY-G
SHEEN
OCEANUS EDIFICE PRO TREK

Elegance,Technologyをブランドコンセプトに、上質な仕上げと美しいフォルムを追求するOCEANUSのプレミアムライン「Manta」(マンタ)。マルチバンド6対応電波時計とモバイルリンク機能を持つ、Connectedエンジン搭載の最新モデル「OCW-S4000」に、デザインバリエーションが登場します。

  • カシオ2018年秋冬の時計新製品発表会・「OCEANUS」編

    OCEANUSコーナー

  • カシオ2018年秋冬の時計新製品発表会・「OCEANUS」編

    江戸切子グラスのディスプレイにも気が配られている

  • カシオ2018年秋冬の時計新製品発表会・「OCEANUS」編

    新しいOCEANUSの世界観を提示するディスプレイ

  • カシオ2018年秋冬の時計新製品発表会・「OCEANUS」編

    ダイヤルや針、ザラツ研磨の美しさを拡大鏡で確認できるようになっていた

OCW-S4000D-1AJF(世界限定3,000本)

BASELWORLD 2018で公式発表され、大きな話題となった江戸切子のサファイアガラスベゼルを採用したモデル(OCW-S4000S、OCW-S4000C)。ベゼルのカットを担当された堀口徹氏の工房レポートでもご紹介した通り、手作業ゆえに限定品とならざるを得ないシリーズですが、いよいよその最新モデル「OCW-S4000D」が登場します。

  • カシオ2018年秋冬の時計新製品発表会・「OCEANUS」編

    OCW-S4000D-1AJF

今回のサファイアガラスベゼルは、日本伝統模様のひとつ「千筋」のカットを施し、それぞれのカット面をシルバー蒸着して際立たせたのち、江戸切子で使用される薄瑠璃と呼ばれる淡い青から、夜をイメージした黒へのグラデーションを着色。

さらに、裏側にもシルバーを蒸着して発色を高め、ブルーIPのリングを装着。このように途方もない手間をかけて、新しいオシアナスブルー「夕暮れの東京の空」表現しています。

  • カシオ2018年秋冬の時計新製品発表会・「OCEANUS」編

    薄瑠璃のガラスに、江戸切子のシャープさが際立つ

  • カシオ2018年秋冬の時計新製品発表会・「OCEANUS」編

    3時位置あたりを境に、ベゼルが夜の黒へとグラデーション

そのほかの仕様はベースモデルの「OCW-S4000E」と同様。世界限定3,000本で、価格は20万円。10月発売。

OCW-S4000E-2AJF

最新のManta「OCW-S4000」ベースの、鮮やかなオシアナスブルーに染め上げられた白蝶貝ダイヤルモデル「OCW-S4000E」が登場します。クリアブルーで塗装された天然の白蝶貝をダイヤルに使用。南国リゾートの海中を思わせる、今までにない、スポーティー・エレガントを体現したMantaです。

  • カシオ2018年秋冬の時計新製品発表会・「OCEANUS」編

    OCW-S4000E-2AJF

  • カシオ2018年秋冬の時計新製品発表会・「OCEANUS」編

    幻想的ですらあるブルーの白蝶貝ダイヤル

この大胆なダイヤルデザインを実現した技術のカギは、ソーラーセルをインダイヤル部分だけに設置、それでも従来同様の充電量を確保したこと。これにより、メインダイヤルがソーラーセルへの集光という役割から解放され、透過度やパーツ配置の拘束を受けない自由なクロノグラフダイヤルデザインが可能になったのです。今後、時計表現の可能性を大きく広げる革新です!

ゴールドリングとのコンビネーションが印象的な、多角形ブルーIPベゼルもOCW-4000Eの特徴。ベゼル上の文字はタキメーターです。そのほかの仕様はベースモデルの「OCW-S4000」と同様。価格は19万円で、10月発売。