富士フイルムは9月26日、撮影した写真をその場でプリントできるインスタントカメラ「チェキ」の新モデルとして、「instax SQUARE SQ20(以下SQ20)」を発表した。2018年11月中旬に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は24,300円前後(税込)。

  • instax SQUARE SQ20

    instax SQUARE SQ20、ベージュ

  • instax SQUARE SQ20

    ブラック

SQ20は、デジタルイメージセンサーとデジタル画像処理技術を搭載したインスタントカメラ。背面には撮影した画像を表示するLCDモニターを備えている。

「instax」シリーズとして初めて、撮影時のズーム機能(4倍)を搭載。また、動く被写体の撮影をするための「モーションモード」を用意した。まずSQ20で動画(最大15秒、microSD使用時)を撮影し、そのあと自分の好きな瞬間を選んでプリントできる。モーションモードでは、残像のついた写真を撮れる新フィルター「残像フィルター」を利用可能だ。

このほか、被写体の動きが時間差で4つのコマに表示され、1枚のチェキとしてプリントできる「時間差撮影機能」など、複数の撮影モードが追加されている。

  • instax SQUARE SQ20

    モーションモード撮影のほか、時間差撮影、コラージュ撮影など、新しい撮影モードが追加されている

色はベージュとマットブラック。本体サイズは119×127×50mm、重さは390g。撮像素子は1/5型CMOS。画素数は1,920×1,920ドット。記録メディアは内蔵メモリー、microSD/microSDHCメモリーカード。内蔵メモリーには、静止画で約50枚、動画で約30秒を保存可能だ。焦点距離は33.4mm固定(35mmフィルム換算)で、F値は2.4。

使用するフィルムは、富士フイルムのインスタントフィルム「instax SQUARE(別売、直販サイトの価格は税込1,220円)」で、フィルムサイズは86mm×72mm、プリント画面サイズは62mm×62mm、プリント画素数は800×800ドット。