Tecmint.comは9月11日(米国時間)、「2 Ways to Re-run Last Executed Commands in Linux」において、Bashで過去に実行したコマンドを短縮指定で実行する方法を紹介した。記事はLinuxでの利用を想定してまとめられているが、紹介されている方法はBashが動作するほかのOSでも広く利用することができる。

Bashでは!に続いてコマンド履歴番号を指定すると、コマンド履歴番号に保存されているコマンドが実行される仕組みになっている。コマンド履歴番号ではなく文字列を指定すると、コマンド履歴に保存されているコマンドから指定された文字列から始まる直近のコマンドが実行されるようになる。

コマンド 内容
!履歴番号 履歴番号のコマンドを実行
!文字列 コマンド履歴から文字列から始まる直近のコマンドを実行
  • historyを実行してコマンド履歴を表示

    historyを実行してコマンド履歴を表示

  • コマンド履歴番号や文字列を指定してコマンドを実行

    コマンド履歴番号や文字列を指定してコマンドを実行

コマンド履歴の内容はhistoryコマンドで確認できる。historyでコマンド履歴を表示させ、そこからコマンド履歴番号を探して!のあとに指定するといった使い方をする。なお、最も最後に実行されたコマンドを実行するには!!と実行すればよい。